最近、HSPという言葉をよく耳にしませんか?
HSPって?
HSCって?
HSPというのは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとって「HSP」と呼ばれており、子どもの方は、「HSC」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっているのです。
統計的には人口の15%~20%。つまり、5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないためにHSPの特性は共感を得ることが難しいのです。
HSPでない人たちと比べてしまい自己嫌悪を感じたり、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。
でも、HSPという気質は、強みになるのです。
相手の気持ちに共感することができ、事象の分析ができ、行動することができる。これは誰にでもできることではない。
強みを活かしていきましょう。
もし、お子さんが繊細なのではと感じた時は、ぜひお子さんのことをどのような状況でどのように捉えているか、そこまで考えなくてもと思うほど考えていることや、共感力が強いと感じたら、HSC気質の可能性があることをご理解ください。
言葉での伝え方や接し方を変えるだけで、お子さんは落ち着いてきます。